DELL Latitude5320の128GBのSSDを512GBに交換

Cドライブの空き容量がなく「Adobe Photoshopがインストールできないので診てほしい」とご来店いただいたお客様のパソコン(DELL　Latitude5320 Windows10)を確認したところ、不要なデータを削除したにもかかわらず100ＭＢほどしか空きがない状態でした。
ディスククリーンアップなどの作業を実施しましたがあまり効果がなくOSリカバリなどの実施も検討しましたが購入時のCドライブの容量が128GBでしたので改善したとしても今後のアップデートなどで再度Ｃドライブの空きがなくなる事が想定できる為に512GBのSSDに交換して容量を増やして今後のアップデートやパソコンの使用を快適になるようご提案させて頂きましたらお客様もご了承下さいましたので作業実施となりました。

※OSの不具合があるかもしれませんので最初にリカバリ(初期化)と回復ドライブ(リカバリディスク)の作成もしておきます。

この機種は裏のネジをすべて外して薄いヘラのようなものを隙間にはめこんで、パチパチと裏の蓋を外していきます。(裏の蓋を外す方法は比較的に簡単なので画像はありません。)

裏の蓋を開けると画像のように黒いカバーの下にSSDがあります。

黒いカバーにネジが2個ありますので外してカバーを外します。

Latitude 5320 サービスマニュアル (M.2 2280ソリッドステート ドライブの取り外し)

M.2 SSDには種類がありますがこの機種は「Type 2230」→(3cmで短い)と「Type 2280」→(8cmで長い)のどちらかが取付できるパソコンです。

カバーを外すと128GBの「Type 2230」のSSDであることがわかりました。

画像の水色の部品をSSDの長さに合わせて移動させるのですがSSDは慎重に外して下さい。

M.2カードの違いを見分ける方法

交換用に購入した「Type 2280」のSSDです。

同じ容量でも「Type 2280」で長いほうが価格が安いです。

交換用のSSDをパソコンでフォーマットするた為にM.2 SSDをUSB type-cに変換するアダプタ(ケース)に入れます。

パソコンにSSDをUSBで接続したらGPT(GUIDパーティションテーブル)でNTFS(NT File System)にフォーマットします。

GPTとNTFSについて

あとは128GBのSSDから購入した512GBのSSDへクローン(コピー)してPCに装着して完了です。

 

ご自身で設定できない、わからない場合はご依頼ください！！

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